この記事ではハワイアンウェディングの参列時に着用するムームーの正しい着方やバック等についてリゾートウェディングプランナーの経験を持つ私がご紹介致します。
- ハワイの正装を着るときのマナーを知ることができる
- ムームーとサマードレスの違いを知ることができる
- 結婚式で着るムームーにおススメのカラーを知ることができる
結婚式の参列が決まると「何を着ていこうか」と悩むものです。
‟何回か着たことのあるパーティードレスでは縁起が悪い…”
‟気温や天気に合わせて羽織るものや靴まで考えるのが大変…”
…など日本国内の結婚式に参列の時でさえ何を着ていこうか悩んでしまいます。
それが行きなれない海外の結婚式への参列となると余計に身構えてしまうものです。
マナー違反にならないポイントを押さえてしまうことで身構える構えることなくハワイアンウェディングを楽しんで参列することができます☆
今回はハワイアンウェディングの参列時に欠かせない【ムームー】の着用に関してのマナーや、押さえておきたいポイントをご紹介しますので、購入・レンタルで迷っていたり、ムームーについてよくわからないという方はぜひ読み進めていってください。
なぜハワイアンウェディングの参列ではムームーがいいの?
国内で着るようなパーティードレスはNG?
招待状が届いた際に【ハワイアンスタイルでご参列ください】と記載があれば、国内の結婚式で着るようなパーティードレスではなく、南国の雰囲気を取り入れた【ムームー】や【アロハシャツ】を着て参列するのがマナーです。
南国の柄や色合いは、より一層に雰囲気を演出してくれ、南国の雰囲気を楽しむことができるのでおススメです☆
招待状に何の記載もない場合は、国内の結婚式で着るようなパーティードレスを着用してもマナー違反にはなりませんが、せっかくの南国の雰囲気を損なわせてしまう場合もありますので、ムームーやアロハシャツを着ないのであれば、黒やネイビーといった暗い色を合わせるのではなく、ピンクや水色、黄色や明るいグリーンなどを合わせるのがおススメです♪
強烈な紫外線はしっかりブロック!
適度な露出で上品なキレイ系を目指そう☆
常夏の南国に行くからと言っても結婚式に参列する訳ですから過度な露出は避けましょう。
ハワイは日本と比べて暖かく湿気も少ないのでカラッとした気候を楽しめますが、結婚式を行う教会やホテルによっては何か羽織り物がないと中にな入れない厳粛な式場もあります。
外は日差しが強く、室内では冷房が強い場所もあるので、袖がついてないものを選んだ場合は羽織り物が1枚あると、日焼け防止と冷房対策になるので便利です。
ムームーは比較的に丈の長いものが一般的です。
ネットや現地で探すと、中にはサマードレスという生地が薄く短い丈の物もあります。
ですがそれはショッピングや観光時に着用する普段着のようなものなので控えたほうが無難です。デザインが可愛い物も多くあるのでサマードレスは観光時に着用し楽しみましょう。
結婚式にはひざ下くらいのミディアム丈から足首までのロング丈のタイプを選んで上品なキレイ系ハワイアンレディを目指しましょう☆
日本国内の結婚式と同じマナーと異なる習慣とは?
ムームーを選ぶにあたって注意すべき重要なポイントは選ぶ色味に関してです。
日本国内の結婚式参列時と同じように“純白”は新郎新婦の色になるので、白をベースにして、白っぽい柄のムームーは避けるのが無難です。
それは海外ならではの習慣の1つでブライズメイドやベストマン(アッシャー)と呼ばれ、未婚の男女が新郎新婦と同じような色味の衣装を着ることで妬み等の悪魔から守るというものです。
日本国内の結婚式でも取り入れる新郎新婦が増えてきましたが、あまり一般的ではないので海外での結婚式ではやってみたい!とハワイアンウェディングで行う場合があります。
その際は白っぽいムームーを選んでも問題ありませんが、ブライズメイド同士、ベストマン(アッシャー)同士で統一することが基本になるので友人同士で確認をしたり、新郎新婦に確認をしてから衣装の調達をすると安心です。
また、ブライズメイドや、ベストマン(アッシャー)を取り入れない場合でも、新郎新婦の要望でムームーを・アロハシャツの色味を指定してくる場合があります。
その場合は、新郎新婦の指示で色味などを選びましょう。
特に指定がない場合は、白は避けて南国らしい明るい色を選ぶのがおススメです★
アロハスタイルとカジュアルを間違えないコツ!
慣れない招待状に隠された落とし穴とは?
ハワイで結婚式をされる方の招待状には【ハワイアンスタイルでご出席ください】や【アロハスタイルでご列席ください】とドレスコードの表記されているものが多いです。
ここで間違えやすいのが【アロハスタイル = カジュアル】という認識です。
確かにモーニングコートや黒留袖と比較すると、アロハシャツとムームーではカジュアルに感じてしまう部分があります。
ですが、アロハシャツとムームーはハワイの正装になります。
ハワイの街中ではアロハシャツ・ムームーを着て歩いている方もいらっしゃいますが、現地の人は普段用のアロハシャツ・ムームーとフォーマル用のアロハシャツ・ムームーを使い分けて着こなしています。
パッと見た感じは分かりにくいですが、よく見るとデザインや生地感なども違ってきます。
日本でいうと浴衣と着物のような感覚の違いです。
沖縄で着られている【かりゆし】にも慶弔用と仕事用・プライベート用など用途によって柄や色、生地が異なっています。
アロハシャツ・ムームーも同じように、形やデザインは同じようなつくりでも生地や柄、使用の目的など様々な点で異なってきます。
プライベート・観光用のアロハシャツやムームーに比べて正装なアロハシャツやムームーは少し金額が高めになっている物もあります。
だからといって高いものを着ればいい訳ではなく、男性であればハーフパンツやサンダルは着用しないことや、女性であればビーチサンダルは控えて露出しすぎず、丈は長いものを選ぶなどの結婚式に参列するという配慮が大切です。
ハワイの結婚式でムームーを着るならバッグは?どんなものが合う?
ハワイの結婚式場では、日本国内の結婚式場と違い【クローク】と言われる荷物を預けておける場所が教会にはないことが多いです。
そのため、必要最低限にまとめ、それらが入る大きさのものを選びましょう。
小さなお子様が同行する場合は着替えやタオルなど持ち物が多くなるかと思いますので、その場合はいつも使っているバックなどでも問題はありません。
ハワイの結婚式に参列する靴は?アクセサリーやバッグについて
こちらの記事では、より細かくアクセサリーやコーディネートに関してご紹介をしているので合わせてご覧ください★
ムームーをレンタルしたい!
でも、英語が話せない…そんな時どうする?
最近では結婚式の参列用衣装をレンタルさせてくれる会社等が普及してきました。
レンタル利用をする場合、出発前から事前に手配する事と、現地のレンタルショップに来店し実際に見てからレンタルすることができます。
出発前から手配する際は、事前申し込みという形で、あらかじめ予約をしておいて現地に着いたら受け取り現地で返却という形です。
現地レンタルの場合は来店予定をネットで先にしておくと便利です。
日本人が対応してくれるところも今は多いので英語が不安な方でも問題ありませんが、衣装だけではなく、アクセサリーや靴もレンタルできるのか事前に確認はしておきましょう。
また、結婚式を申し込んだ会社によっては提携している参列衣装屋さんがあったり、新郎新婦を通してレンタル利用ができる場合もあるのでご自身でお探しする前に一度新郎新婦へ確認をしてから準備を始めることをおススメします。
参列者も必見☆海外ウェディングのゲスト衣装や髪型に関する悩みを解決!
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ムームーを着て結婚式を華やかに演出しよう!
今回はハワイアンウェディングの参列時に着用するムームーの正しい着方や身に付けるバック等についてご紹介しました!
日本の正装衣装に比べると正確な細かい分類で分かれている訳ではないので、面倒に感じる方もいらっしゃいますが、逆を言えば靴やアクセサリーなどによってカジュアルワンピースでも正装に見えるようになります。
また、新郎新婦の要望によってはカジュアルを希望している場合もありますので、ご不安な場合は新郎新婦へ確認をすることをおススメします。
華やかなムームーやアロハシャツは、着るだけでも南国感溢れて気分もより一層高まります。
マナー違反にならないポイントを押さえて、身構える構えることなくハワイアンウェディングを楽しんでください☆