この記事では、 海外の結婚式参列で、押さえておくべき旅費などの、お金に関する注意点をリゾートウエディングプランナー経験がある私が詳しくご紹介していきます。

- ハワイの結婚式に参列するときの服装についてわかる
- 日本と異なる結婚式の参列時に気を付けるべきマナーがわかる
- 結婚式以外にかかる準備金について知ることができる
海外ウェディングを検討しているけど参列者に関してどのように案内すればいいか悩んでいる方やハワイでの結婚式に参列予定のある場合は是非読み進めてください★
海外ウェディングを検討される新郎新婦は【海外旅行が好き】【憧れのハワイで結婚式をしたい】【新婚旅行を兼ねて挙げたい】という方が多いです。
ですが、海外に行き慣れている人でも、海外ウェディングの経験は少なかったり、結婚式自体が初めての経験で不安に感じる部分が出てきます。
今回は招待するほうも、されるほうも素敵な結婚式の思い出になるように、参列の費用や旅費に関してご紹介するので参考にしてみてください★
日本とは全然違う?失敗しない押さえておくべきポイントは?

まず、海外ウェディングの参列で一番大きく違うところは参列衣装!
ハワイでは「ムームー」や「アロハシャツ」が正装にあたります。
日本では「パーティードレス」や「スーツ」が一般的です。
もちろんそれで参加してもマナー違反にはなりませんが、日本人同士が結婚する場合は両家で統一することをおすすめします。
例えば、新郎側の参列者がハワイの正装だけど新婦側の参列者が日本の正装…という事がないように!
せっかくならば現地の正装で参列するのも素敵な思い出になると思います☆
日本人は控えめな色味を選ぶ傾向がありますが両家でそれぞれ色味を統一するのもおススメですし、あえて新郎側ゲスト・新婦側ゲストで色味を分けてみるのも素敵です。
日本同様で参列衣装に白はタブーとされてるので赤や青、黄色や緑といったはっきりした色のタイプを選べば集合写真も華やかになり、より一層楽しいひと時を過ごせると思います。
また、大きく日本と違うところで法律に関わる重要なことがあります。
それは、12歳以下の子供を一人にしてはいけないという法律があることです。
「ちょっと買い物に行ってくる間…」「お店の人にちょっと聞いてくるから待ってて…」なんてことは日本ではよく見られる光景ですが、ハワイ(アメリカ)では幼児放置・虐待という事で逮捕の対象になってしまいます。
車内放置も同様に逮捕の対象になるので参列以前に、旅行中はお子様と離れないように十分気を付けて行動しましょう。
当日だけじゃない!?出発前や式後にかかる意外な出費とは?

もちろん、挙式だけではなくその前後で観光や食事などして過ごす時間もあるかと思いますので、参列の準備だけではなく観光などの準備も必要になってきます。
ショッピングやレジャーなどの滞在費用のこともしっかり頭に入れておきましょう。
- パスポート
- 飛行機、ホテルの手配
- ESTA申請費…約1,500円×人数分
- 海外旅行保険…約4,000円×人数分ここに本文を入力
これは観光ガイドブックにも載っている基本的な情報になってきます。
手配するのに時間がかかったり、必要な書類を集めるのが大変なものもあるので時間に余裕を持って準備を始めておくことが重要です。
また、最近ではSNSへの投稿や連絡手段としてWi-Fiが必要な方もいます。
空港でレンタルすることもできますし、携帯で連絡を取る場合は必要になるので事前に調べておくと思わぬ出費が減りますので必要に応じて下調べしておくことをおススメします。
日本と異なる習慣でびっくり!気を付けるべき思わぬ出費とは?
大きく違いところは「チップ」です。
日本では支払い料金にサービス料として含まれていることが多く、あまり習慣ではありませんが、海外ではチップが必要になってきます。
レストランで食事した際のサービスマンに渡したり、ホテルのベットメイキングやルームサービスを利用した際にホテルマンへ…等の様々な場面で必要になります。
初めての海外旅行でチップの事を忘れててお金が思っていたよりも減ってしまった…なんてこともあります。
また、海外で現金を持ち歩くのに抵抗がある方もいらっしゃいますが、多少の現金を持っておく必要がありますので、大きな買い物などはカードで、現金は必要最低限用意しておく…等決めておくと心強いです。
あとは現地での交通手段です。
観光の際は、飛行機とホテルをパックで手配すると特典で付いてたりするバスの移動が便利です。
または、ホテルからの送迎バスを利用したり、ツアーに参加するのも一つの方法ですし、パックについていない場合は「The BUS」のパスポートがあると便利です。
これで安心!慣れない招待状の内容を読み解く技☆

国内挙式の参列と大きく違ってくる部分は日帰りができず、連泊が必須になるという事。
また、ハワイは時差があり、日付変更線を超えるので3泊5日や、5泊7日などの過ごし方となります。
お仕事をされている方や、学校行事などのシーズンは十分気を付けてスケジュールを立て、新郎新婦へ返事をしましょう。
そして、重要になってくるのが旅費・ご祝儀に関してです。
招待状などで「この度は 遠方からお越しいただくことになりますので交通費や宿泊費などの旅費は 私どもで負担させていただきます」という内容の記載があった場合は
旅費は新郎新婦で負担となりますので、お祝い(ご祝儀)の用意が必要となります。
また、招待状で「交通費」・「お車代」という表記の内容渡されたことはないでしょうか。
海外挙式の場合はこの「お車代」は交通費(飛行機代+移動費)や旅費(宿泊代+食事代)の事とされるケースもあるので不安に感じる方は直接確認されるのがいいと思います。
「この度は ご出席していただく際の旅費をみなさまにご負担いただきますのでご祝儀などのお心遣いはなさいませんよう お願い申し上げます」という内容の記載があった場合はお祝い(ご祝儀)はいらないので、旅費は負担してくださいという内容になります。
新郎新婦に確認しにくいお金のことを簡単に聞き出すとっておきワードを伝授!

身内から招待の場合は、招待状ではなく電話や直接会って「来てほしい」と言われるケースもあります。
その場合、いくら身内でも「旅費って出してくれるの?」「ご祝儀っている?」とは聞けないものです。
…でも確認したい!というとき役立つ質問例をご紹介します!
- 新郎新婦(もしくは義家族)と同じホテルの方がいいかな?
- ホテル等の手配をしようかと思っているんだけど式場に近いホテル知ってる?
- 挙式の前日に到着していれば問題ないかな?
- 出発の飛行機は一緒にした方がいいかな?
こちらから上手く質問してみると自然な形で話を進めることができます。
新郎新婦のほうでゲストの旅費などを検討している場合は向こうから話してくれることもあります。
招待状がない場合は質問してみることをおススメします。
新郎新婦も初めの海外だと分からないことだらけで、参列ゲストに何をすればいいかわからず、困っていることがあるので参列者からの質問も時には大事になってきます。
お互いにうやむやにせず話し合ってみましょう。
一人ひとり出費予算が異なるのはなぜ?確認しておくべき大事なこととは

旅費が自己手配の場合は出発の時期や滞在日数、ホテルや座席のランクによって金額は大きく変動してきます。
その変動金額はベストシーズンといわれる4月から9月の間でも25万円~45万円くらい大きく違ってきます。
費用の目安として4泊6日で成田-ホノルルの場合で一人当たり20-30万円程で考えておくと
余裕をもって楽しめますが、旅行の楽しみ方は人それぞれです。
格安飛行機で行き、格安ホテルに泊まって、ショッピングや観光・アクティビティを楽しみたい場合と、ビジネスクラスの飛行機を利用して5つ星を獲得しているホテルでのんびり過ごすのでは同じ滞在日数でも予算は違ってくるので、同伴者や家族と話し合い計画を立てましょう。
飛行機とホテルを別々で手配してお得になる場合もありますし、ツアーに参加するようなプランでお得なものもあります。
ネットで簡単に比較できるサイトも多くなってきましたのでそれを活用するのも旅行代理店に足を運んで直接相談するのも良いと思います。
自分たちの楽しめる準備をしっかりしておきましょう。
海外ウェディングで押さえておくべき大切なポイント
いかがでしたでしょうか。
今回は海外挙式の参列に関する旅費や費用に関してご紹介させていただきました。
海外での結婚式なんて頻繁に参加できるものでもないし、不安なことも多いかと思います。
準備期間中は、お互いに疑問点・不安点など出てきますが、うやむやにせず確認を!
大切なのは、祝福の気持ち・感謝の気持ち・楽しむ準備です!
事前の準備をしっかりして、当日は思う存分楽しんで素敵な思い出を作っていただければと思います。