結婚式で着る憧れの衣装といえば”純白のウェディングドレス”は女の子の心を魅了してやみません!
でもこれ、世界中同じ?欧米や日本だけ?
台湾は中華系だからやっぱりチャイナドレス?なんて意見もありますが、現地の情報が少なくて不安になっちゃいますよね。
しかも昔と今の結婚式スタイルはかなり変化しているんですよ。
台湾や中華系を代表する漢民族の伝統的な衣装は日本ではあまり馴染みがないのではないでしょうか?
そこで今回は台湾の結婚式の衣装について伝統的なものから最新の情報まで、さらに衣装で気を付けるポイントについても詳しくお話していきます!
台湾の結婚式の服装は?どんなものが多いの?
日本だと「結婚式の衣装はドレスにしようか打掛にしようか」と選ぶのも醍醐味だったりしますが、台湾では「ドレスにしようかチャイナドレスにしようか…全部着ちゃおう!」ってなります。
お色直しの平均は2回(3着着用)ですが、甘え上手の台湾女性はここぞとばかりに3回4回お色直しする新婦さんもいます♪
台湾の伝統的な婚姻の儀式に着る衣装って?
余談ですが、台湾の伝統的な衣装はどんなもの?って聞かれたら困ってしまう台湾人は多いです。
というのも、台湾は色々な国に統治されていたため国としての歴史が浅く、また中国からの移民や原住民族が混在しているために様々な文化が入り乱れています。
このような理由から正式な場では自分たちのルーツの民族の衣装を着用します。
とはいえ、原住民の伝統的な挙式は出費がかさむため最近では数年に一度あるかないかで、地元新聞に載るくらい珍しいものとなっています。
台湾の挙式は今ではほとんど西洋スタイルなのです。
日本と台湾で好まれるウエディングドレスの比較!
日本と台湾における結婚式で人気の衣装キーワードで比較してみますと…
●日本で人気のキーワード
上品、清楚、可憐、シンプル、クラシカル、露出が少ない
●台湾で人気のキーワード
ゴージャス、華やか、プリンセス、セクシー、艶やか、体型を強調した女性らしい
台湾女性の特性がなんとなく伝わるでしょうか?(笑)
もちろん全ての台湾人女性がそうではないですが、台湾で披露宴へ参列するとかなりの確立でウェディングドレスは胸元が強調されているベアトップのプリンセスラインのドレスです。
更に腹部もしくはスカート部分がスケスケの確立も高いです。
あるフォトスタジオへお邪魔したときに、花嫁さんの写真に「It’s my party!!」とキャッチコピーが書いてあったのを見て「なるほど!!」と合点がいったのを覚えています。
自分が主役でお姫様なのです。
そんな元気な台湾の花嫁さんを見ていると、「腕が太いから」とか「ウエストのくびれが無いから」の理由で前撮りで打ちかけを着た自分が情けなくなってきます(泣)
台湾でのウェディングドレス!おすすめはこの3つ!
引用:VVK Wedding
せっかく台湾で挙式をするのだから台湾スタイルのドレスを着るか、はたまた中華系の衣装に挑戦してみるか…女の子は悩みが尽きませんね。
それぞれの衣装はどのような特徴があるか詳しくお伝えします。
台湾スタイルのカラードレス?
台湾での挙式なら、先ほどお伝えした様に<元気な台湾人女性>に習ってドレスを選ぶのもアリかもしれません。
例えば上の写真の様な台湾人が好みそうなセクシーなドレスです。
新郎もゲストたちも釘付けにしてしまう艶っぽさと高貴さを兼ね備えています。
伝統的なチャイニーズスタイル?
引用:人民網
アンジェラベイビーの結婚式で話題になったチャイニーズスタイルの伝統衣装と同様の衣装は台北市内の下記のお店でレンタルできます。
金糸の刺繍がゴージャスですね~♡
日本での結婚式ではなかなか着るチャンスが無いので自慢できそうです!
●こちらでレンタルできます
海外挙式だからこそ、あえて和装で!
日本から来たことをアピールした披露宴にすればゲストの印象にも残ることでしょう。
白無垢や色打ち掛けの魅力を台湾の方々に知ってもらえたら披露宴で和装をする甲斐もありますね!
台北市内にも和装がレンタルができるショップがありましたので是非参考にしてみてください。
●こちらでレンタルできます
台湾の結婚式のネクタイは?
日本では結婚式で白のネクタイは定番ですよね?
でもそれ、台湾だとNGです!
台湾では白は弔事の色でお葬式を連想させてしまうので絶対に避けてくださいね。
台湾の披露宴に出席した経験やネットの情報などから、無難に黒、おしゃれにシルバーグレー、ゴールド系のブラウンなどの蝶ネクタイがほとんどです。
光沢のあるものなら華やかになり、お祝いムードを一層盛り上げてくれそうです。
台湾の結婚式の服装の色は?
新郎の衣装で気をつけるとすれば先ほどの”白いネクタイ”くらいで、タキシードは日本と同様に黒やシルバーを着用する方が多いので難しいことはなさそうです。
ですが、新婦の衣装には少し日本とは違う傾向にあります。
伝統的な色
先ほど白はお葬式の色だから避けるようにとお伝えしましたが、花嫁さんのウェデングドレスだけは例外で純白のドレスを必ず着ます。
そして、その後の衣装直しは中華系らしくハッキリした色調が好まれます。
赤、ピンク、紫、黄、青、花柄…寒色系より暖色系が圧倒的に好まれますが、とにかく派手でゴージャス!が台湾スタイルなのです。(パステル調ではなく原色です)
日本人の私には心臓に良くないので到底この様なドレスに袖を通すこと叶いませんが、それを難なく着こなしてしまう台湾人女性はやっぱり凄いなぁと感心してしまいます。
流行の色
私の旦那さんは「今はもう赤いドレスは時代遅れだよ」と言っておりますが、かといえば「青のドレスを着るなんてナンセンスだよ」とお友達の意見が…結局どれが正解なのか混乱してきそうですが…。
台湾は急速に欧米の流行を取り入れる風潮が目立つようになってきましたので結婚式も欧米スタイルが人気です。
ナチュラルテイストのドレスは台北の衣装屋さんでも多く見かけるようになりましたし、日本でも人気の色合いなので抵抗無く着れると思います。
伝統的な中華系のハッキリした色調のドレスにするか、流行の淡くナチュラルテイストの色調のドレスにするか…悩み甲斐がありそうですね!
今回のまとめ
今回は、台湾の結婚式の衣装について伝統的なものから最新の情報まで、さらに衣装で気を付けるポイントについても詳しくお話しました。
日本人の私からしたら台湾人の衣装を選ぶポイントはとても新鮮です。
日本での挙式では着られないドレスも海外挙式なら思い切ってチャレンジするのもアリですね!